【妻入院⑤】長男の憂鬱
昨夜、長男がうなされていた。「いやだ…楽しくない…」と言っていた。
おそらく1日預かり保育が嫌だったようで、その夢を見ていたと思う。彼は以前、「昼寝が嫌だ」と言っていた。その理由だけでこの拒否反応は、おもしろい。
今日からは預かり保育はやめにして、午後は父(彼からしたら祖父)に預けることにして、ことなきを得た。
しかし、よくよく聞くと先生に怒られていたようだ。怒られた案件は包み隠しつつ、何故行きたくないかを、最もらしい理由で説明していることに感心した。
明日はプールの日らしい。それは楽しみらしい。誰に指示されずも、カバンの中には水着が入っていた。人生は残酷で、夕方に彼は熱を出した。
この日記を書いてる最中、夜泣きした。鼻が詰まって眠れなくなったようだ。ヴェポラップを胸中に塗りたくって寝かした。
恐らく、明日の朝一番に僕は、長男をプールを入れるべきか否かの決断に迫られていることだろう。今は考えたくない。