睡眠検査入院なるものをしてきた
朝6時には帰宅していた。
ただ寝るだけの検査。自分でもよい不眠パフォーマンスができたのではないかと思っている。
検査当日の夕方5時に受付を済ませ、個室で待機。ひま。
テレビがあったのが救いだった。BSも観れたので、U18野球日韓戦の一挙手一投足が見れた。9回までは。
夜8時30分くらいから、全身にこれでもかってくらいのセンサーを付けられる。寝返りはうてますと何度も聞かされていたが、なるほど。至る所にテープを貼ってセンサーが外れるないよう対策が出来ている。これでは身動きとれない。
仕上げ、首から上の部位すべてに網が被される。目耳口の箇所だけハサミで切られた。絶対恥ずい。鏡はなく、メガネも外していたので、自らの姿は感覚のみで想像していた。
その間もテレビは流れていた。9回裏韓国の攻撃、この試合1番のクリティカルヒットをライト前に打たれ、2塁ランナーがサードを蹴り、誰もがサヨナラ負けを予感したであろう。僕は網のちょん切られた隙間から、メガネをかけることなくぼんやりとした映像で、西の好返球を見た。アウトを取った最高のこの瞬間、もっとも滑稽な姿していたのは僕だったはずだ。
タイブレークに進んだ時、電気とテレビを消された。仕方なく僕は寝た。いや寝れんだろ。